ストレートネックについて
ストレートネックとは
本来S字カーブを描いているはずの頸椎(首の骨)が、長時間のうつむいた姿勢により負荷がかかり、真っ直ぐに伸びてしまった状態のことです。別名「スマホ首」とも呼ばれています。
通常、成人の頭の重さは約6~8kg(2Lペットボトル3本分)もあり、この重い頭を支えるために首は自然な湾曲を保っています。しかし、この湾曲が失われると、頭の重さが首や肩にダイレクトに伝わってしまいます。

原因
◇長時間のPC・スマートフォン作業
- 画面を見下ろす姿勢:電子機器の操作時は視線が下向きになりやすい
- 首への負担増加:首の角度が15度傾くだけで負担が約2.5倍に
- 長時間の継続:同じ姿勢を維持することで筋肉の緊張が慢性化
◇不良姿勢の習慣化
- 猫背の癖:立ち姿勢、歩行時の前傾姿勢
- 読書時の姿勢:長時間のうつむき
- 日常生活での姿勢:座り方、立ち方の悪習慣
◇睡眠環境の問題
- 不適切な枕:高すぎる枕による首への負担
- 枕の材質:柔らかすぎる枕による頭部の不安定
◇筋力低下
- インナーマッスルの衰え:体幹を支える筋力の不足
- 骨盤の歪み:背骨全体への影響
- 関節の支持力低下:正しい姿勢を保つ力の減退
セルフチェック方法
セルフチェック
壁を使ったチェック
- 壁に踵(かかと)、お尻、肩をつけて立つ
- 頭が壁から離れている場合はストレートネックの可能性
写真でのチェック
- 真横から全身の写真を撮影
- 顔の位置が身体より前方に出ている場合は要注意
予防と日常生活での注意点
姿勢の改善
◇PC作業時
- ディスプレイを目線の高さに設置
- 椅子に深く座り、骨盤を立てる
- 足をしっかり床につける
◇スマートフォン使用時
- 胸を張った姿勢で使用
- 画面を目線の高さに合わせる
定期的な姿勢変更
- 20-30分に1回立ち上がる
- 適度なストレッチの実施
- 長時間同一姿勢の回避
睡眠環境の改善
- 適切な枕の選択(頭・首・背のラインがS字になるもの)
- タオルによる高さ調整
予防ストレッチ
◇あごのストレッチ
- あごを引いて後ろに押す
- 上を見て5秒キープ
◇首の側屈ストレッチ
- 左右にゆっくり首を倒す
- 胸鎖乳突筋、僧帽筋上部を伸ばす

まとめ
ストレートネックは現代病として多くの方が悩んでいる症状ですが、整骨院での専門的な治療により改善可能です。柔道整復師などの国家資格を持った専門家が、個人の症状や生活スタイルに合わせたオーダーメイドの治療を提供しています。
症状が軽いうちは自宅でのストレッチや姿勢改善で対処できますが、頭痛やしびれなどの神経症状が現れた場合は、早めに整骨院での専門的な治療を受けることをお勧めします。
-■LINE------------------
下記のリンク、または下段【詳細】のボタンからLINEにて予約が可能で、便利です。
ご予約はコチラ
→https://lin.ee/yyuj4UwS
皆さまのお悩みを全力で解決させて頂きます。
どうぞよろしくお願い致します。
-■診療時間----------------
月曜~金曜
→10:00~13:00 15:00~20:00
土曜/祝日
→9:00〜13:30 15:00〜18:00
-■アクセス----------------
五反野南口接骨院
東京都足立区足立3-9-6
夜20:00まで受付!