自律神経失調症について
自律神経失調症(じりつしんけいしっちょうしょう)とは、体の働きをコントロールする「自律神経」のバランスが乱れることで、さまざまな不調が現れる状態をいいます。
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があり、前者は活動時に、後者は休息時に働きます。この2つがバランスよく切り替わることで、心身の健康が保たれています。ところが、ストレスや不規則な生活、睡眠不足、ホルモンバランスの変化などの影響でこの切り替えがうまくいかなくなると、自律神経失調症の症状が現れます。
主な原因
- 精神的ストレス 仕事や人間関係、家庭の悩みなどによる長期間のストレスは、自律神経に大きな負担をかけます。
- 生活習慣の乱れ 夜更かし、食事の不規則、運動不足なども、自律神経の働きを乱す原因になります。
- 環境の変化 季節の変わり目や気圧の変化、温度差なども影響します。特に春や秋に症状が出やすい傾向があります。
- ホルモンバランスの変化 思春期、更年期など、ホルモンの変化が大きい時期は、自律神経も乱れやすくなります。
主な症状
自律神経失調症の症状は多岐にわたり、個人差が大きいのが特徴です。
- 頭痛、めまい、耳鳴り
- 首や肩のこり、倦怠感
- 動悸、息苦しさ、胸の圧迫感
- 胃の不快感、食欲不振
- 不眠、眠りが浅い
- イライラ、不安感、集中力の低下
これらの症状は検査をしても明確な異常が見つからないことが多く、「気のせい」「疲れ」と片付けられがちですが、れっきとした体のサインです。

改善のためのポイント
- 生活リズムを整える
毎日同じ時間に起き、食事や睡眠のリズムを一定に保つことが大切です。特に睡眠は自律神経の回復に欠かせません。スマホやパソコンを夜遅くまで見続けないように注意しましょう。
- 適度な運動を取り入れる
軽いストレッチやウォーキングなどの有酸素運動は、血流を促し、リラックス効果を高めます。激しい運動よりも「心地よい」と感じる程度が理想です。
- バランスの取れた食事
ビタミンB群やカルシウム、マグネシウムを多く含む食品(魚、野菜、豆類など)は、自律神経の働きを助けます。過度なカフェインや糖分の摂りすぎは控えましょう。
- ストレスのコントロール
完璧を求めすぎず、自分のペースで物事に取り組むことが大切です。深呼吸や瞑想、好きな趣味の時間を作ることで、心の緊張が緩みます。
- 姿勢の改善と体のケア
長時間のデスクワークやスマホ使用で姿勢が悪くなると、首や背中の筋肉がこり、神経や血流を圧迫して自律神経の働きを乱します。整体やストレッチで体を整えることも効果的です。

まとめ
自律神経失調症は「心の問題」だけでなく、体の働きとも深く関わる状態です。原因は一つではなく、日々の生活習慣やストレスの積み重ねによって少しずつバランスが崩れていきます。
焦らず、自分のペースで心と体を整えることが改善への近道です。 「頑張りすぎない」「休むことも仕事のうち」と考え、自分を大切にする時間を持ちましょう。小さな積み重ねが、自律神経を健やかに保つ鍵となります。
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