胸郭出口症候群について
胸郭出口症候群の原因
胸郭出口症候群は、首から腕へ向かう神経や血管が胸郭出口(鎖骨、第一肋骨、斜角筋などで構成される狭いスペース)で圧迫されることで起こる症状です。
主な原因
- 筋肉による圧迫
斜角筋症候群
前斜角筋と中斜角筋の間で神経・血管が圧迫される
小胸筋症候群
脇の下の小胸筋が神経・血管を圧迫する
肋鎖症候群
第一肋骨と鎖骨の間で圧迫される - 姿勢の問題
- 長時間の猫背や前かがみ姿勢
- なで肩の体型
- 頭が前方に出る姿勢(スマホ首)
- 巻き肩の姿勢

- 解剖学的要因
- 頸肋(第6または第7頸椎に肋骨がある先天的異常)
- 鎖骨骨折後の変形
- 反復動作・職業的要因
- 重いものを持つ作業が多い
- 腕を高く上げる動作を繰り返す(塗装業、教師など)
- デスクワークでの不良姿勢
症状
- 肩から腕にかけての痛み・しびれ
- 手や指の冷感、むくみ
- 握力の低下
- 感覚異常
- 頭痛、めまい(自律神経への影響)
整骨院での治療
詳細な検査・診断
専門的な検査テスト
- アドソンテスト(斜角筋症候群)
- エデンテスト(肋鎖症候群)
- ライトテスト(小胸筋症候群)
- 鎖骨上窩の触診(頸肋症候群)
手技療法
筋肉へのアプローチ
- 斜角筋、小胸筋の緊張緩和
- 僧帽筋、後背筋、菱形筋の調整
- 肩甲骨、鎖骨の動きの改善
全身骨格矯正
- 背骨や骨盤の調整
- 姿勢改善のための関節モビライゼーション
物理療法
EMS
- インナーマッスル(深層筋)の強化
- 正しい姿勢を維持する筋力向上
その他の物理療法
- 超音波療法
- 温熱療法
- 電気治療
姿勢矯正と運動療法
全身骨格矯正(筋肉・関節・骨格の総合アプローチ)
- 筋肉の柔軟性改善
- 関節可動域の回復
- 骨格の正しいアライメント
自律神経調整
症状が自律神経に影響を与えている場合:
- TST療法(東洋医学に基づく経絡療法)
- 鍼治療
- 頭痛・めまい・吐き気の改善
治療の特徴
- 原因の特定
詳細な検査で圧迫部位を特定 - 総合的治療
筋肉、骨格、神経の総合的調整 - 予防指導
再発防止のためのセルフケア教育 - 個別対応
患者の症状や原因に応じたオーダーメイド治療
治療期間
- 軽度:数週間程度
- 中等度から重度:数ヶ月の継続治療が必要
- 個人差があり、姿勢改善や生活習慣の変更も重要
胸郭出口症候群は放置すると慢性化し、日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。早期の専門的な治療と、継続的なセルフケアが改善の鍵となります。

-■LINE------------------
下記のリンク、または下段【詳細】のボタンからLINEにて予約が可能で、便利です。
ご予約はコチラ
→https://lin.ee/yyuj4UwS
皆さまのお悩みを全力で解決させて頂きます。
どうぞよろしくお願い致します。
-■診療時間----------------
月曜~金曜
→10:00~13:00 15:00~20:00
土曜/祝日
→9:00〜13:30 15:00〜18:00
-■アクセス----------------
五反野南口接骨院
東京都足立区足立3-9-6
夜20:00まで受付!